海老名市の変遷、記念動画でたどる 市制50周年へネット公開

広々とした水田に入って田植えを体験した当時の子どもたち=市制10周年記念動画から

 11月1日に市制施行50周年を迎える神奈川県海老名市は、過去に市が10年ごとに作成した市制10周年から40周年までの記念動画4本を、市のウェブサイトで順に公開している。公開中の10周年、20周年の動画では、人口急増で学校建設・増築に追われた様子が描かれ、時代の変遷を感じさせる。

 「過去の記念動画で振り返る海老名の50年」と題し7月から毎月1日に、1作ずつ古い順に公開。最も古い10周年動画は1981年の制作。当時、同市さつき町に整備された大規模団地などを紹介し「年間約4千人ずつ人口が増え、児童・生徒数は10年で約3倍の1万4千人ほどになった」と説明。近年では減ってきた水田が当時はまだ大規模に広がり、都会から移り住んだ子どもたちに田植え体験をしてもらう様子が写されている。

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