【AEW】CMパンクが7年8か月ぶりの復帰戦で勝利 代名詞のGTSで完全復活を証明

CMパンク(東スポWeb)

米国・AEWのPPV「ALL OUT」(イリノイ州シカゴ)が5日(日本時間6日)に行われ、元WWE王者のCMパンク(42)が約7年8か月ぶりのプロレス復帰。ダービー・アリンに勝利を収め、完全復活を果たした。

2014年1月の試合を最後にWWEを離れ、世界最大の総合格闘技団体「UFC」に参戦。かねてプロレス復帰が待望されていたカリスマが、ついにリングに帰ってきた。ロングタイツ姿で登場したCMパンクは地元・シカゴの大歓声を背に、ブランクを感じさせない動きを見せる。アリンを担ぎ上げてGTS(ゴートゥースリープ)をさく裂させると、あまりの威力に場外へと吹き飛ばしてしまう。

リング上でのアリンにGTSを防がれると、トぺ・スイシーダ、場外へのフリッピング・セントーンを浴びて反撃を許すが、コフィン・ドロップを避けると再び攻勢に。GTSを巡る攻防から、アリンがリバースフランケンシュタイナーを狙ったところをキャッチすると、ついに必殺のGTSがクリーンヒット。完全復活を証明する一撃で、3カウントを奪ってみせた。

帰ってきた「ベスト・イン・ザ・ワールド」に会場は熱狂。今後の活躍に、世界中のプロレスファンが注目している。

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