【新型コロナ】茅ケ崎で49人、寒川で10人感染 学習塾クラスター拡大

茅ケ崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県茅ケ崎市は6日、市内在住の50代男性の死亡と同市保健所管内(同市、寒川町)で10歳未満~50代の男女59人の感染が確認されたと発表した。

 死亡した男性は8月16日に陽性が判明。当初は軽症だったが、症状が悪化し、同19日に市内医療機関に入院。さらに別の医療機関に転院後の9月3日に死亡した。

 年齢別内訳は、10歳未満1人、40代、50代が各6人、20代が13人、30代が14人、10代が19人。軽症53人、無症状6人。23人の感染経路が不明となっている。陽性患者の接触者が36人、うち家庭内感染が17人。茅ケ崎市在住(市外含む)が49人、寒川町が10人。

 50代男性はクラスター(感染者集団)が発生した同市保健所管内の医療施設の入院患者。当該施設に関連する感染者は27人となった。10代の男女7人はクラスターが発生した同市保健所管内の学習塾の生徒。当該施設に関連する感染者は22人となった。

© 株式会社神奈川新聞社