【新型コロナ】30日 茅ケ崎市1人死亡、88人感染 寒川町は19人感染

茅ケ崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、茅ケ崎市は30日、同市に住む80代の無職男性の死亡と、10歳未満~80代の男女107人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症が1人、軽症が99人、無症状7人。茅ケ崎市在住(市外在住含む)が88人、寒川町在住が19人。

 年代別の内訳は、80代が1人、70代が4人、60代が5人、10歳未満が7人、40代が14人、50代が15人、30代が18人、10代が21人、20代が22人。47人の感染経路が不明となっている。陽性患者の接触者は60人で、そのうち家庭内感染は38人。

 死亡した男性は、基礎疾患の治療のために同市保健所管内の医療施設に入院。同医療施設はクラスター(感染者集団)が確認されており、男性は感染が判明した医療施設関係者と接触があったため検査を受け、25日に陽性と診断された。当初は軽症だったが、29日に容体が急変して死亡した。

 同医療機関は30日、新たに関係者2人の感染が判明し、感染者は計19人となった。

© 株式会社神奈川新聞社