櫻井翔のパラ閉会式解説に賛否…「わかりやすい」の一方で「うるさい」「じっくり見たいのに」

東京パラリンピック閉会式のダンスショー。櫻井のテンションも上がった(ロイター)

5日に行われた東京パラリンピック閉会式での嵐・櫻井翔の中継に賛否が分かれている。ツイッターには解説を絶賛する投稿がある一方、「櫻井翔 うるさい」というワードがあふれているのだ。

閉会式を中継したNHKは、自局のアナウンサーと共に同局で東京大会のスペシャルナビゲーターを務めている櫻井を迎えて放送した。その中でも櫻井が特に盛り上がったのはダンスショーで、「衣装がステキですね」「いっぱい練習したんだろうな」とノリノリで感想を伝えた。さらに1台のカメラで展開していく映像に「ワンカメですね」と演出面でのこだわりを解説してみせた。

この中継にネット上では「さすが櫻井くん わかりやすい」や「神解説です」と称賛する声があった。しかし、ある芸能関係者は「称賛と同じくらいか、それ以上に『うるさい』というワードもツイッター上ではあふれてましたね。『櫻井翔』と検索すると『うるさい』と検索ワードがついてくるほど。閉会式はNHKでしか見られないので『現場の音だけで見たかった』とか『じっくりと見たいのに櫻井がうるさい』といった感じでした。閉会式を見ている人が全員、嵐のファンってわけじゃないですからね」と語る。

今回、櫻井は相葉雅紀と共に東京五輪とパラリンピックの魅力を伝えるために活躍。現場で丁寧に取材し、知られていないエピソードを披露するなど評価を上げた。東京五輪競泳女子で、2個の金メダルを獲得した大橋悠依のインタビューでは、嵐メンバーの大野智のメッセージを届けて大きな話題になったほどだ。

「今回、櫻井に与えられた仕事は閉会式の解説をして、感想を言って盛り上げるというものだったのでしょうが、賛否が分かれるものになりました」と前出の関係者。

いずれにしても、それだけ話題性に富むタレントということ。閉会式の視聴率20・6%がそれを物語っている。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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