槇原敬之 賛否両論呼ぶ「スピード復帰」のウラで…20年来のパートナーが選んだ “新しい道”

槇原敬之

覚醒剤取締法違反(所持)などの罪に問われ、昨年8月に懲役2年、執行猶予3年の判決を言い渡された後、活動休止中のシンガー・ソングライター槇原敬之(52)が6日、公式サイトで活動再開を発表した。復帰アルバム「宜候(ようそろ)」をデビュー日にあたる10月25日に配信し、その2日後にCDリリースする。

6日に出したコメントでは「自分の甘さや自覚の無さ、一人の人間としての未熟さを痛感し、日々深く反省しております」と謝罪。続けて「活動を休止し、今後についてよく考えに考えた末、やはり私には音楽しかないという気持ちに気付き、楽曲制作をすることに決めました」と決意表明した。

このスピード復帰にはネットでも辛らつコメントも少なくないが、ファンは大喜びだ。

「このコロナ禍で分かったのは音楽の力。仕事がなくなり、ずっと家にいなきゃいけない中で、どれだけマッキーの歌に助けられたか。彼の楽曲はいわば〝ライフソング〟。そんなファンはたくさんいて、いろいろな人の生活の一部なんです。このニュースで朝からテンションが上がりっぱなし」とは、デビュー当時から槇原ファンの芸能関係者だ。

聞けば、業界にも槇原ファンは多いそう。かねて槇原と親交がある、「DREAMS COME TRUE」の元メンバーで、ミュージシャンの西川隆宏もこの日、フェイスブックで友人向けに「待ちに待ってた復帰。やっと発表になった。そう、来月が楽しみ」と投稿していたそうだ。

2018年に覚醒剤取締法違反(所持、使用)で有罪判決を受けた槇原の個人事務所元代表は、ひと足早く社会復帰している。公私にわたり20年来のパートナーだったが、一昨年秋、槇原と決別。知人によれば「本名と違う名前を名乗り、仕事は建築関係だと聞いた。マッキーとずっと飼ってたのと同じ犬種の、フレンチブルと一緒に都内のマンションで暮らしている」という。

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