【6日】長崎、佐世保市で19人コロナ感染 クラスター発生、学級閉鎖も

6日の発表の市町別感染者数(左)、新型コロナウイルス感染者の入院状況(5日午後7時現在)

 長崎、佐世保両市は6日、新たに計19人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。内訳は長崎10人、佐世保9人。1日当たりの感染者が20人を下回るのは、8月2日公表分(12人)以来、35日ぶり。だが、長崎市でクラスター(感染者集団)が新たに発生、拡大したほか、両市で学校での感染確認が相次いだ。
 長崎市内の個人宅での会食に参加した8人の感染が6日までに判明し、市はクラスターと認定。8月下旬、市内の複数の親子計12人で会食したという。クラスターが発生している民間保育施設では新たに2人の陽性が分かり、感染者は計24人となった。
 長崎市では市立小中3校で6日までに学校関係者の感染を確認。このうち市立小2校で計3人の感染が分かり、いずれも同日は臨時休校にした。市立中では4人の陽性者が判明し、同日は関係する1学級を閉鎖した。
 佐世保市でも市立小中3校で感染者を確認。このうち2校は2日間、複数人の感染が分かった1校は5日間、それぞれ学級閉鎖にした。
 米海軍佐世保基地に勤務する40代男性の感染も判明。長崎市は、6日発表分とは別に新市庁舎の建設工事従事者1人の感染が4日に分かったと発表した。


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