ライブレポ!「下水丸 仏顔三度」in キャパルボホール

どうも、僕です◯┐

2021年のとある日。
僕の大好きなバンド「下水丸」のライブが行われるということで行って来ました。
キャパルボでライブとか久しぶり・・・!

これまで、BeatCrusaders、10-Feet、RIPSLYMEなど色々見てきましたが、鹿児島のバンドで高ぶる程度には鹿児島にどっぷりになってきました。

久々のライブということで、荷物をコインロッカーにいれました。
身軽になっていきます。

キャパルボでは僕も以前は月イチでイベントやっていたので見慣れた光景です。

受け付けでは、感染症対策として個人情報を渡します。

そしてキャパルボホール。
この青い光よ。
ライブハウスでしか見れない光。
コロナという災禍を乗り越えてほしい。

ライブももちろんコロナ仕様。

声出しなどは厳禁。

こちらも久々のドリンクコーナー。
タバコを吸うところも階段のすみに移ってしまい、めっちゃ空気良くなりました。

レモンサワーをいただきました。

気合の入ったVo.憲呂さんの発声でライブスタート。

しょっぱなから飛ばしていきます。
普段はウォークインフェスなどで歌っているので、ワンマンを完走できるかかなり不安があります。

飛ばしに飛ばしまくる憲呂さん。
大丈夫か?大丈夫か?

Gt.大英帝国さんは今回のライブで国に帰ることになっているそう。
某日置市でALT(英語の先生)をやっていたそうなのですが、こんな先生いたらめっちゃかっこいいですね。
「下水丸ワールドツアーではかならず戻ってくる」と言い残し去っていきました。
日置キッズたちに英語の楽しさを教え、下水丸にUKサウンドの血を流し込んだという大きな大きな功績を残してくれました。

神妙な顔で「ワンマンやるんですが、チケットを売る能力がないのでこんなもんです」と言っていたとおり、そこそこの人数かつドアも開いていました。
奇しくもコロナ対策が施されたイベントとなりました。

土竜の唄など、下水丸の名曲を一通り熱唱。
Youtubeを熱心に見ていてよかった・・・

下水丸は日置市在住のメンバーらで構成されており、日置市を舞台にかっこいいMVも作っています。
これに日置市長がふんどしでエアギターキメて、最後に「ちょうどいいまち 日置市」みたいなコピーでも入れればそれだけで日置市の全てを伝えることができる動画になるのではとニラんでいます。

ライブでは数回に渡って日置名産の塩がまかれます。
僕は初めてだったのですが、コアなファンのみなさんは大喜びでした。

今回でお役御免となる大英帝国さん。
憲呂さんのアツいMCに苦笑いなわけですが、これが下水丸サウンドの真骨頂。
最初は思わず笑ってしまうのですが、それでも真剣にギターに向き合う憲呂さんの世界観に引き込まれていきます。
マジでみんな下水丸のライブは見たほうがいい。

狂気に満ち満ちた音楽、MCを見せていく下水丸。

「東京出張中の満員電車で、痴漢に間違われたらどうしようと湧いてきた」

という感情で無実潔白という曲を書き上げたそう。
発想はまさにクラウザーさん(a.k.a.デトロイトメタルシティ)、これほどまでに悪魔的な曲作りに取り組んでいるバンドは鹿児島県下にはないでしょう。

やっぱり疲れてきた憲呂さん。
一曲一曲の重みが増していきます。
薩摩琵琶カスタムのギターと憲呂さんの頭が光ります。

下水丸サウンドを支えて、憲呂さんが疲れたときのつなぎをする重役を担うDJ氏。
彼がいることでサムライパンクバンドを自称している下水丸が、サムライミクスチャーロックバンドとなっていくのです。
鹿児島的な意味ではオルタナティブであり、UKであり、ミクスチャーである。
サムライチャンプルーバンドなのであります。

謎の笑いと狂気に満ち満ちた時間はすぐに過ぎ去っていきました。

今回のライブは下水丸のニューアルバム「仏顔三度」のリリースも記念していたように見えました。
ぜひ聞いていただきたい。

下水丸ニューアルバム「仏顔三度」は鹿児島市のウォークインスタジオなどで買えます。

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言葉ではなかなか伝えきれないのですが、下水丸、めっちゃいいバンドであることは力強く申し添えておきたいのです。

そいじゃあまた!

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