【デジタル庁】厚労省へ人材の派遣も視野に/平井卓也デジタル大臣「併任含め検討」

【2021.09.07配信】デジタル庁は9月7日に平井卓也デジタル大臣の会見を開き、各省庁からのデジタル庁の方針への理解と連携が非常に重要とした上で、「厚労省などにデジタル庁から人材を派遣する可能性はあるか」との質問に「併任を含めて検討する」との考えを示した。

医療分野のデジタル化をめぐっては、社会保障審議会でオンライン資格確認や電子処方箋などの医療分野のデジタル化推進に関して、不安視する声やデジタル庁との連携が重要との声が出ていた。

この日の会見で記者から「デジタル庁から厚労省などに人材を派遣する可能性はあるか」との質問が出ると、平井大臣は「アドバイザリー的な役割ではなく、一緒にリスクをとって進めるというのがデジタル庁のこれまでと違うところ」と説明。

その上で、併任を含めてデジタル庁から各省庁に人材を派遣する可能性があるとの考えを示した。
また、平井大臣は「各省庁の業務の最後のところまでデジタル庁が責任を持つことはできないので、各省庁との連携が非常に重要。各省庁にデジタル庁の方針に賛同してくれる方がいなければ進まない。良い結果で出るように進めたい」と話した。

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