元マンUのバット氏、2003年のC・ロナウド移籍劇を回顧「駐車場で3時間待たされて…」

 元マンチェスター・ユナイテッドのニッキー・バット氏は、クリスティアーノ・ロナウドと契約した2003年の出来事を回顧した。

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 C・ロナウドは2003年にスポルティングからマンUに移籍を果たし、5年間で196試合84ゴール34アシストを記録。プレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグなど多くのタイトルを獲得した。今年3月に監督業挑戦のためマンU育成部門責任者を退任したバット氏は、2003年のプレシーズンマッチでスポルティングに敗れた時、サー・アレックス・ファーガソンがC・ロナウドと契約しようとして帰らなかったと回顧。説得するまで、駐車場で3時間待たされたと明かしている。

「プレシーズンでスポルティングと試合したけど、シカゴからポルトガルに着いたばかりでみんな疲れていた。でもピッチでの若きC・ロナウドを見て、みんなですごいと思ったんだ。試合後は疲れたとかひどいプレーだったとかでみんなイライラしていたけど、監督とCEOがC・ロナウドとその場でサインしようとしたんだ!結局私たちは3時間くらい駐車場で待たされたよ」。ドタバタの移籍劇となったが実はマンUとの契約は間一髪だったようで、その後すぐにユベントスが
C・ロナウドの下に訪れ取引を持ち掛けたようだ。

バットが2003年のC・ロナウド移籍劇を回顧 Photo Alex Livesey

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