香取慎吾 パラスポーツ支援のNFTアートが2日で完売! 生配信で「いやあ、うれしいね」

香取慎吾

タレントの香取慎吾(44)が7日、自身が参加する「新しい地図」の公式LINEアカウントで初のLINELIVEで生配信「NFTってなんだ?」を行った。

香取はパラスポーツ支援企画「香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト」を始動することを発表。この「NFTアート」の「NFT」とは「Non Fungible Token(ノンファジブルトークン)」のこと。暗号資産に用いるブロックチェーン技術を活用し、あるデジタルデータに事実上「偽造不可能な証明書」を付与するもの。コピーや改ざんなどの恐れがある作品が「オリジナル」であることを証明する。現実で「絵画」を売買するようなことが、デジタル上でも可能となり、注目されている。

このLINELIVEでは、NFTを学ぶために行われたが、香取は「NFTの前にLINELIVEが初めてだからね! そっちを知らないとね」と緊張を隠せない。「東京パラリンピックは閉幕しましたが、ここからが始まりなんじゃないかと僕は思ってて」とチャリティーを始める意味を語った。

企画では香取がパラスポ発展のために描いた壁画「i enjoy!」がNFTアートとなり、3900円を寄付することで、デジタル上のシリアルナンバーが付いた同作品がデータで手元に届く(数量限定)。この寄付金は全額、寄付され、パラスポーツ普及などのために使われるが、すでに、このLINELIVE開始時には限定1万人のところ、なんと販売終了。発売2日間で1万人の参加者が集まった。

異例の事態に香取は「ありがとうございます! 全額をパラスポーツ支援のために寄付させていただきます! 実際に何ができるんだって思ってたところもあったけど、みなさんの愛をパラスポーツに届けることができて感謝してます」と頭を下げた。

反響の大きさに「初めてだけど躊躇せずに、やってみようで踏み出すことが大事だと思います。新しいことに挑戦できて楽しいし、刺激的です。いやあ、うれしいね」と笑顔だった。

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