スバルは、北米専用車「フォレスター ウィルダネス」を現地時間の2021年9月2日に米国にて発表した。同モデルは、安心感や走りの愉しさといった従来のキャラクターにプラスして、よりタフなデザインと走破性や機能性を強化したモデル。ファンの間では日本導入を求める声も挙がっているフォレスター ウィルダネスについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
スバルの人気SUV、フォレスターの走破性や機能性のさらに強化した「ウィルダネス」
フォレスター ウィルダネスは、2021年3月に発表した「アウトバック ウィルダネス」（北米専用車）に続く、ウィルダネスシリーズ第2弾モデル。安心感や走りの愉しさといった、フォレスターが従来から提供し続ける価値はそのままに、タフでラギッド（無骨）なキャラクターに磨きをかけたデザインと、走破性や機能性の強化により個性をさらに際立たせている。
パワーユニットは、2.5リッター水平対向4気筒直噴エンジンを搭載。レシオカバレージを拡大し、ファイナルギヤ比をローギヤ化したリニアトロニックを組み合わせ、駆動力を高めている。また、空冷オイルクーラーを追加し、標準モデルの2倍に当たる3,000lbs（約1,360kg）の牽引能力を実現。
足回りには、不安定な路面でも高いグリップ力を発揮するオールテレーンタイヤを装着。さらに、サスペンションに専用コイルスプリングを採用し、最低地上高を 9.2 インチ(約 233mm)まで拡大。悪路走行時の安心感を高めている。また、サスペンションセッティングによりコーナリング時のロール角を抑制。オンロードでの軽快でスポーティな走りも両立している。
プロテクションパーツとアクセントカラーが特別感を演出
エクステリアでは、ボディ全体に渡ってブラックカラーのプロテクションパーツを装着。たくましさを表現しつつ、車体を保護する役割も兼ね備えている。
また、標準モデルに対して幅を約20mm拡大したルーフレールは、最大積載量を増やすとともに、片側3ヶ所のレッグ部分にそれぞれロープ穴を設け機能性を強化。このレッグ部分には、アナダイズドイエローのアクセントカラーを配置している。
内装も同色をアクセントに、ブラックとグレーのダークトーンで全体をコーディネート。撥水性のある表皮を使用したシートなども採用し、アウトドアでも気兼ねなく使える機能性を備えている。
「こういう仕様を是非国内でも売って！」など、 国内導入を望む多くの声
そんな国内未導入のフォレスター ウィルダネスついて、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。
その多くが、
「カッコいい！」
「このカラーリングに惹かれる」
「これは日本でも流行りそう」
「ベッドライトまでせりあがったバンパーのおかげでライト周りがカッコいい」
「車高がここまで高いのが良い」
と、その無骨なスタイリングに好印象の様子。
一部では、
「日本にも導入して欲しいけど、安全装備てんこ盛りで高そう」
とする声も見受けられたが、
「こういうモデルを欲しいと思うユーザーは一定数いるのではないか」
とみる声も挙がっている。そうした上で、
「アウトバックもそうだけど、日本導入して欲しい」
「1.8リッターエンジンで良いから国内でもこの仕様で販売してほしい」
「こういう仕様を是非国内でも売って！ スバルの4WD性能のイメージを復活させて、アウトドア風SUVとは違う本格路線で攻めてほしい」
「スバルの販売比率は7割近くが北米市場だからそっち優先なのもしょうがないけど、これは是非日本にも導入を！」
と、日本導入を望む声が非常に多く挙がっている。
日本では、2021年6月にマイナーチェンジモデルが発表されたばかりのフォレスターながら、今後、国内でもウィルダネス導入はあるのか？ その展開に期待したいところだ。
［筆者：望月 達也（MOTA編集部）］
