自民党総裁選への立候補を表明している岸田前政調会長が記者会見し、経済政策を発表しました。
(岸田文雄前政調会長)
「ひとことでいうのならば、小泉改革以降の新自由主義的政策、これを転換するということであります」
岸田氏は成長と分配の好循環が必要だとして、「新しい日本型資本主義構想会議」を設置し新型コロナ収束後の経済ビジョンを策定するとしました。
また「令和版所得倍増」を掲げて、子育て世代への住居費・教育費の支援の強化や、医療・介護従事者などの所得を増やす考えを示しました。
消費税については「当面触ることは考えていない」としています。
自民党総裁選をめぐっては、高市前総務大臣が出馬表明したほか河野行政改革担当大臣が10日にも出馬を表明する予定です。