【自民党総裁選】麻生氏「熟慮する」 派閥対応、明言せず

派閥の会合を終え、会場を後にする麻生副総理兼財務相=都内

 自民党麻生派は8日、東京都内で会合を開き、党総裁選(17日告示、29日投開票)の対応を協議し、所属の衆参国会議員から意見を聴取した。麻生太郎副総理兼財務相は「熟慮する」と述べ、派閥としての対応は明言しなかったという。

 総裁選への立候補が確実視される河野太郎行政改革担当相(衆院15区)は麻生派に所属。この日の会合には、同派所属の参院と衆院当選1~6回の議員が出席した。県内からは中西健治氏(参院神奈川選挙区)や鈴木馨祐氏(衆院7区)、中山展宏氏(比例南関東)、牧島かれん氏(17区)らが参加した。

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