中日が逆転勝ち 与田監督はR・マルティネスに全幅信頼「彼がクローザーであることには変わりがない」

中日・与田監督(東スポWeb)

中日は8日の広島戦(マツダ)に4―1で逆転勝ちした。投打がかみ合った。先発の松葉が6回1失点の好投。打線も前日7日は16安打がすべて単打だったが、この日は2本塁打を含む長短9安打で確実に得点を重ねた。

前夜から一転した打線に、この傾向が続いてほしいかと問われた与田監督は「それは誰もが思うことだから。みんなも当然のこと。それがちょっとずつ増えていけばいいなと思う」と厳しい口調で返した。

また前日7日に4点リードの9回に登板し5失点で逆転サヨナラ負けを招いた守護神のライデル・マルティネス(24)もすぐに立ち直って見せた。4―1の9回に登板し、味方の失策がありながらも無失点で切り抜け16セーブ目を挙げた。

そんなR・マルティネスに指揮官は「別にそれは、毎日毎日打たれようが抑えようが、彼がクローザーであることには変わりがないわけだし」と語気を強め「今日は本当によく抑えてくれました」と相好を崩した。

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