【ボクシング】中谷潤人が初防衛戦に意気込み「フライ級でを売るための第一歩」

オンライン取材に答えた中谷潤人

ボクシングWBO世界フライ級王者の中谷潤人(23=M・T)が米国初戦となる初防衛戦に向けて意気込みを語った。

同級1位アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)との初防衛戦(10日=日本時間11日、米アリゾナ州トゥーソン)に向け、8日(同9日)にオンラインで会見。中学卒業と同時に単身で武者修行で渡った米国では、プロになってから初めての試合となる中「ワクワクしている。アマチュア(で試合)をやったりもしているんで免疫はある。フライ級では身長も大きくてリーチもしっかり生かして戦う僕のボクシングで、倒せるところを見せたい」と現地のファンにアピールを誓った。

事前練習を行っていた米ロサンゼルスから決戦の地に、前日に移動し日本から来たジム関係者や家族と合流。「(家族は)飛行機に長い時間乗ったことがないので『これが時差ボケか』なんていう話をした」と会話を楽しんだ。さらにウナギも持参してもらい、計量後のお楽しみだ。

強力な援軍とモチベーションを得た王者は「フライ級でしっかり名前を売るための第一歩になる大切な試合。いいパフォーマンスを発揮したい」と闘志をみなぎらせた。

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