【W杯欧州予選】イタリアがリトアニアに勝利 無敗記録37試合で正真正銘の世界新記録を達成

文句なしの世界新記録を達成したイタリア代表(ロイター)

カタールW杯欧州予選(8日=日本時間9日)が各地で行われ、C組のイタリアはホームでリトアニアに5―0で勝利した。2018年から続く公式戦の無敗記録を37試合(30勝7分け)とし、真の〝世界新記録〟を達成した。

勝ち点11のイタリアは主力を温存し、控え組を中心にメンバーを編成するも前半で4ゴールを奪うと、後半はGKジャンルイジ・ドンナルンマを交代させる余裕を見せつけ、3試合ぶりの勝利で首位をキープした。

この勝利でイタリアは無敗記録を37試合に伸ばしたが、同予選スイス戦(5日)に引き分けて記録を36試合とした時点でスペインの持つ35試合を更新し、世界新記録とされていた。ただ、ブラジルの36試合無敗を世界記録とする説も報じられた中で、この日37試合無敗とし、正真正銘の世界新記録を打ち立てた。

また、I組のイングランドは1―1でポーランドに引き分けも首位をキープ。B組のスペインはコソボに2―0で勝利し、勝ち点を13に伸ばした。同組でスペインより2試合消化が少ないスウェーデンはギリシャに1―2で敗れて予選初黒星を喫し、勝ち点9。E組のベルギーはベラルーシを1―0、J組のドイツはアイスランドに4―0で勝ち、5勝目を挙げて首位を守った。

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