13歳思春期ガール、ネオナチ4人組にブチ切れ制裁 「BECKY ベッキー」予告編

10月から開催される「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」で上映される、13歳の少女がネオナチと戦う映画「BECKY ベッキー」の、予告編が公開された。

「BECKY ベッキー」は、思春期の13歳の少女ベッキーとネオナチの男たちの戦いを描いた作品。山にある別荘で父から再婚相手を紹介されたベッキーだが、反抗心からその場を飛び出してしまう。その直後、刑務所から脱獄したネオナチの凶悪犯4人組が別荘に押し入り、ベッキー以外を人質に取る。窮地に立たされるベッキーだが、ネオナチたちに反撃を開始する。ベッキーを演じるのは、「アナベル 死霊人形の誕生」の子役ルル・ウィルソン。全米の興行では2週連続の1位を記録した。

公開された予告編では、父親を拷問されて怒り狂うベッキーが、動物をあしらったニット帽を目深にかぶって臨戦態勢に入り、ラメのついた色鉛筆、古びた桟橋の板、天糸など身の回りのものを使い、森中にトラップを張り巡らせていく姿が描かれる。そして、敵を挑発したり、手製のアスレチックを駆使して奇襲をかけたりと、屈強な男たちを翻弄。ネオナチ男が「傷つけたくない」と休戦を持ちかけても、「私は傷つけたい」と返すタフな姿も切り取られている。

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」は、「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つとして知られるシッチェス映画祭の上映作品から厳選した作品を上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。10月29日から東京・大阪で、11月には名古屋や京都で行われる。モロッコの妖女伝説をモチーフとした超常ホラー「呪術召喚/カンディシャ」、国会を舞台に政治家が次々にゾンビ化していく台湾産ホラーコメディ「ゾンビ・プレジデント」なども上映される。

【作品情報】
BECKY ベッキー
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」で上映
© 2020 BECKY THE MOVIE, LLC

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