巨人・戸郷〝悪夢〟の初回3失点 不運な安打から2者連続弾

巨人・戸郷

初回から思わぬ誤算だ。巨人の戸郷翔征投手(21)が9日のDeNA戦(横浜)に中5日で先発するも、初回に2者連続弾を浴びて3点を失った。

不運な安打から悪夢は始まった。初回の先頭打者・桑原がバットをへし折りながら放った打球はショートの正面へ力なく転がっていったが、折れたバットも飛び跳ねていったために遊撃・坂本は捕球できず、内野安打。その後、柴田の犠打などで二死二塁のピンチを招くと、4番・オースティンに初球、130キロのスライダーを完ぺきに捉えられ2点を先制された。

なんとか立て直したい右腕だったが、続く宮崎にも被弾し、痛恨の2者連続弾に…。牧を左飛に打ち取ってなんとかこの回は切り抜けたものの、序盤から苦しい展開となった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社