「廃校」を農業×バイオ技術の研究施設へ 香川・三木町

医薬品などを製造する香川県の協和化学工業が、三木町の閉校になった小・中学校の校舎などを、農業とバイオ技術を研究する施設として利用することになりました。

協和化学工業が「アグリバイオ研究所」として利用するのは、2006年に閉校した香川県三木町の旧神山小・中学校の校舎やグラウンド約5000平方メートルです。この研究所では、農業とバイオ技術を組み合わせて付加価値が高い農作物や新しい農業モデルを研究します。

校舎を研究施設や事務室などとして使うほか、グラウンドを夏イチゴの試験栽培用地として利用します。この場所を選んだ理由について協和化学工業は「夏イチゴの栽培のために、標高が高く夏でも涼しい場所が好ましかった」としています。

賃料は年間120万円で、今後、賃貸借契約を結ぶ予定です。

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