マジョルカで久保と李康仁の日韓至宝コンビに海外メディアも注目

久保建英

スペイン1部マジョルカで実現する日本代表MF久保建英(20)と韓国代表MF李康仁(イ・ガンイン=20)の日韓至宝コンビに海外メディアからも注目が集まっている。

米スポーツ専門放送局「ESPN」は「アジアのスターである久保と李が、マジョルカで次のステップに進むことができるか」と2人を特集。これまでの経歴を紹介し、ともにスペインで育成期を過ごし、日韓両国でそれぞれ大きな期待を集めていることなどを紹介し「過去10年間で最大の巨大な才能として大きな関心を集めている」とその注目度の高さを指摘。「2人の選手が活躍すればマジョルカだけでなく、両国の代表、さらにはアジア全体にとって良いニュースになる」と両国でフィーバーが起きることに期待を寄せた。

韓国でも注目度が高まっており、同国紙「スポーツソウル」は「李と久保はともに2001年生まれで、左利きという共通点がある」としたうえで違いも指摘。「ただし李は創造的なパスと正確なキックを誇る典型的なプレーメーカーである一方、久保はサイドでプレーするウィンガーという面で差がある」との見解を示した。

そして同紙は「李と久保の組み合わせは、韓日ライバル関係のため、より大きな関心を集めている。ライバルだが今2人の選手は、チームのために意気投合しなければならない。お互いの相乗効果を期待しなければならない状況だ」と共闘の重要性を強調した。

11日(日本時間12日)のビルバオ戦で共闘が実現するのか注目が集まる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社