今季10勝(3敗)を挙げ、チームの勝ち頭でもある巨人・高橋優貴投手(24)が10日、先発した中日戦(東京ドーム)で、京田に2被弾を浴びるなど、5回途中5失点でKOされた。
11勝目を目指し中5日で先発した左腕だったが、初回先頭の京田に初球を右翼スタンドに運ばれた。
2回にも先頭・福田に右越え本塁打を浴びると、木下拓には適時打を許した。2回までに3点を失い主導権を奪われた。
3、4回を無安打に抑え、立ち直ったかに見えた高橋だったが、5回一死から相手先発・大野雄に中前打を許すと、再び京田に3号2ランを右翼スタンドに運ばれた。続く渡辺に安打を許したところで原監督が2番手・戸根との交代を告げた。
高橋は5回途中78球7安打5失点で降板。「目の前の1試合を勝ちにいけるよう、いい準備をして臨みたいです」と意気込んでいた左腕だが、11勝目はならなかった。