【日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯】2日目 渋野が〝新境地〟で予選突破

渋野日向子

女子ゴルフの国内メジャー「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」2日目(10日、茨城・静ヒルズCC=パー72)、通算イーブンパー38位で予選を突破した渋野日向子(22=サントリー)が〝新境地〟を披露した。

この日は粘りが光ったた。通算イーブンパーで迎えた後半に入ると、いきなり10番で5メートルのパーパットが残ったが、これをねじ込んだ。続く11番も4メートルのパーパットを沈めるなどスコアを落とさなかった。

ラウンドの後の渋野は「もうちょっとバーディーが取れるゴルフをしたいけど、それ以上に今までの私にはなかった粘れる力も必要。それが(第2ラウンドで)久しぶりというか初めてできたということは、前に進んでいるのかなと思います」と一定の手応えを口にした。

首位・勝みなみとの8打差を追う決勝ラウンドに向けては「もっとバーディーを取ってアンダーまでもっていきたい気持ちはありますけど、冷静なゴルフもできるように頑張りたいです」。

この日のような耐える感覚を持ちつつ、決勝ラウンドでは攻めの意識もプラスして上位進出を目指す。

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