悔しさをかみしめた。広島の大瀬良大地投手(30)が10日の阪神戦(マツダ)に先発し被安打10、3失点だった。前回登板のヤクルト戦から自身2連敗で、5敗目(6勝)を喫した。
立ち上がりから安定しなかった。初回先頭の近本に二塁打されるなどして一死三塁のピンチを招くと、糸井のゴロの間に1点を失った。その直後に打線が同点に追いつくが、なかなか安定せず6回に再び崩れた。
先頭・糸原に安打、一死後にロハス、梅野の連打で満塁とされ、代打・サンズの適時打で勝ち越しを許す。何とか二死満塁とするも中野にも適時打され、この回限りでマウンドを降りた。
大瀬良は「粘り強くと思っていましたけど…」と肩を落とした。7月6日のDeNA戦から7試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を続けているが「僕に求められているのはそこではないので」と厳しい表情だった。