巨人・宮本コーチが投壊を謝罪「投手陣をまとめている私の責任であろうかと…」 

2回、木下拓に適時打を浴びた高橋はガックリ

巨人の宮本和知投手チーフコーチ(57)が1―10で敗れた10日の中日戦(東京ドーム)後、被安打12の投手陣炎上をわびた。

チーム勝ち頭の先発・高橋が京田に初回初球先頭打者弾を含む計3被弾5失点で5回途中KOとなると、2番手・戸根が1失点、4番手・大江は4失点と火の手を止められなかった。

先発投手の初回失点はこれで3試合連続。宮本コーチは「投手陣をまとめている私の責任であろうかという風に思っています」と謝罪した。

続けて「こういったチーム状況の悪いときというのは、やはり先発投手は先制点を与えない、無駄な四球を出さない、投手のような完全に抑えるべき打者には安打を打たれないとか、死球の後に本塁打を打たれないとか…」と基本的な課題を列挙。「投手陣全員に言えることなんですけど、こういうことをやっていかないと流れを断ち切ることができないと思ってますので。チームには本当に迷惑をかけているなと私も反省しております」と、反省の弁を繰り返した。

チームは引き分けを挟んで今季ワーストの5連敗。悪い流れを断ち切るには、投手陣の踏ん張りが重要となる。

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