巨人・宮本コーチが5回3失点の山口に苦言「一発を警戒し過ぎた」

巨人・宮本投手チーフコーチ

巨人の宮本和知投手チーフコーチ(57)が、5回3失点の山口俊投手(34)に苦言を呈した。

1―6で敗れたDeNA戦(20日、東京ドーム)後、宮本コーチは「山口は一発を警戒し過ぎたなというのはありますね」と振り返った。

右腕は1点リードの5回、四球を挟み3連打を浴びるなど一挙3失点。その裏の打席で代打を出された。「非常に慎重になってボール、ボールということが多かったですよね。そういうところが反省点かな。もっと俊の場合はいい時はどんどん攻めていくんだけど、今日は慎重になりすぎた」(宮本コーチ)。

また先発ローテを再編し戸郷が中5日で21日、高橋が中4日で22日に先発予定。その意図について「先発ピッチャーが非常に早い回に降板しているというのもあってリリーフ陣に非常に負担がかかっている。先発ピッチャーをつめていった方がリリーフ陣の負担がかからないんじゃないか」と説明した。

「(再調整中の菅野)智之が(一軍に)くるまでね、詰めていくほかない。エース待ちというのは正直ありますよ」と同コーチは苦しい先発陣の台所事情を明かした。

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