東京パラ 車いすバスケ銀メダル 鳥海、川原に長崎県民特別栄光賞 卓球5位 浅野に特別賞

左から鳥海連志選手、川原凜選手

 長崎県の中村法道知事は10日の定例県議会本会議で、東京パラリンピックで過去最高の銀メダルを獲得した車いすバスケットボール男子の鳥海連志選手(22)=パラ神奈川SC、長崎市出身=と川原凜選手(24)=千葉ホークス、同市出身=に「県民表彰特別栄光賞」を贈ると明らかにした。
 両選手ともに予選リーグから決勝まで全試合出場。鳥海選手は攻守の中心として活躍、川原選手は体を張ったディフェンスなどで勝利に貢献した。
 初の大舞台で5位入賞した卓球男子シングルス(知的)の浅野俊選手(20)=PIA、同市出身=には「県民表彰特別賞」を授与する。
 県は東京五輪に出場した本県関連選手に対しても表彰を予定。柔道男子81キロ級金メダリストの永瀬貴規選手(27)=旭化成、同市出身=には「県民栄誉賞」を贈る。


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