【カーリング】北海道銀行が連勝 吉村紗也香「最後までつなげた」ロコ・ソラーレは崖っぷち

ストーンを投じる北海道銀行の吉村紗也香(左、代表撮影)

来年の北京五輪へ向けたカーリング女子日本代表決定戦(11日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)の第1試合が行われ、日本選手権覇者の北海道銀行は、2018年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレ(LS)を8―7で下して2連勝。日本代表の座に王手をかけた。

前半を3―5で折り返す苦しい展開だったが、後半の第6エンド(E)に3点を奪って逆転に成功。7―7で迎えた第10Eは不利な先攻だったが、スチールを決めて勝利を引き寄せた。

スキップ・吉村紗也香(29)は「ハーフを終えた時点で昨日と同じ2点ダウン(差)から始まったが、ハーフ明けに3点のビックエンドを取れたのは自分たちにいい流れをもたらした。途中スチールされた場面もあったが、何とかしのぎながら、最後までつなげたのはよかった」と振り返った。

今大会で先に3勝したチームが12月の世界最終予選に日本代表として出場。そこで3位以内に入れば、五輪切符を獲得する。

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