コロナ禍で投票困難 県内地方選、次期衆院選

 新型コロナウイルス禍で初めての国政選挙となる次期衆院選が迫る中、入院患者やコロナ感染者など投票所に足を運ぶことが困難な有権者への対応が課題となっている。コロナ感染拡大以降に県内で実施された地方選挙では、感染対策のため医療機関の外出制限が厳しくなり、「投票所に行けない」と選管に相談する入院患者も出ている。コロナ感染者や濃厚接触者が投票できる制度も十分に整備されておらず、専門家は「投票制度の改善を図るべきだ」と訴える。

© 株式会社宮崎日日新聞社