中上貴晶「全力で挑んで上位を目指す。チームのみんなと一緒に祝いたい」/MotoGP第13戦アラゴンGP予選

 9月11日、2021年MotoGP第13戦アラゴンGP MotoGPクラスの予選がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は11番手を獲得した。

 午前中に行われたフリー走行3回目は気温21度、路面温度26度のドライコンディションで行われた。中上は1分47秒256の9番手を獲得し、初日のコメントとおりQ2ダイレクト進出を果たした。

 予選Q2では2本目の新品タイヤを履いて挑んだが、1回目のアタックではFP3のタイムに匹敵する1分47秒366をマーク。さらなるタイム更新を狙ったものの2回目のアタックをする時間が足りず、そのまま11番手となった。

 2020年のアラゴンGPでは、予選7番手から5位入賞を果たした中上。日曜日のウォームアップで最後の調整を行い、決勝では上位入賞を目指し追い上げに挑む。MotoGPクラスの決勝レースは、9月12日21:00からスタートする。

■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶(予選11番手)
「まず最初に、MotoGPで通算200戦目を迎えることができて、とてもうれしいです。チーム、IDEMITSU、Honda、そしてスポンサーの皆さんにとても感謝しています。皆さんのサポートがなければ、このようなすばらしい数字を達成することはできませんでした」

「明日は僕にとってとても重要なレースになるので、11番グリッドから上位を目指しがんばります。このコースは自分に合っているので、レース後には、チームのみんなと一緒にお祝いしたいと思っています」

「今日はすごい接戦でした。残念ながら2回目のアタックでミスをしてしまい、もう一周する予定が、チェッカーを受けてしまい、完ぺきなアタックとはなりませんでした。あと、1秒か2秒あればというきわどいものでしたが、全力を尽くしました。明日は4列目からのレースとなりますが、いいスタートを切って全力で挑みます」

2021年MotoGP第13戦アラゴンGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第13戦アラゴンGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第13戦アラゴンGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第13戦アラゴンGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第13戦アラゴンGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

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