マジョルカ久保はビルバオ戦で不発 日韓至宝競演は5分にとどまる

久保建英 

スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(20)が11日、アウェーのビルバオ戦に先発。後半32分までプレーしたが、無得点に終わった。チームは0―2で敗れ、今季4戦目にして初黒星を喫した。

トップ下で先発した久保だったが、押し込まれる展開となり、攻撃面の特長を発揮できなかった。スペイン紙「マルカ」は、ほか11選手と並んで星1つ(3つが最高点)をつけるにとどまり、評価は伸びなかった。また今季新加入のMF李康仁(イ・ガンイン=20)は後半27分からピッチに投入され、新天地デビュー。久保はその5分後に交代したため、日韓至宝の競演はわずか5分だけだった。

敗戦にルイス・ガルシア監督は「後半に失点するまではわれわれの方がよかったと思うが、失点で流れが変わってしまった」と嘆いた。また李については「われわれのスタイルに適応する必要があるが、将来的にはチームに何かをもたらす選手だ」と今後に期待した。

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