涼風真世、初のオンラインバースデーイベントを開催!「皆さまの応援がある限り、歌うことをやめません」

9月8日(水)に5年ぶりのCDアルバム『Fairy ~A・I~ 愛』(ビクターエンタテインメント)をリリースした元タカラジェンヌの女優・涼風真世が、初のオンラインイベントを、自身の誕生日である9月11日(土)に開催。コロナ禍のため、CDショップ等でのイベントが制約される中、アルバムの発売を記念して、トーク&ミニライブを配信。涼風のライブパフォーマンスが体験できる貴重な機会となった。 宝塚の歴史の中でも傑出した歌姫として知られ、元男役トップスターでありながらフェミニンな魅力を兼ね備えた“歌の妖精”。1981年、第67期生として宝塚歌劇団に入団して以来、日本を代表するミュージカルスターとして活躍し、今年デビュー40周年を迎えた。9月8日(水)には、35周年記念盤『Fairy』以来、5年ぶりのニューアルバム『Fairy ~A・I~ 愛』(読み:フェアリーアイ)を40周年記念盤としてリリースしている。その新作アルバムのPRイベントとして開催された配信ライブには、涼風自身の誕生日ということもあり、多くのファンが画面を通じて参加。 冒頭、35周年盤『Fairy』に収録して大切に歌い続けている「空だけはそこにある」を歌唱。涼風が毎朝、その日の「空」の写真をブログに公開し続けている想いを歌った曲。「コロナ禍での会えない寂しさや不安を、私自身も感じていましたが・・・、空を通して、皆さんとの繋がりを感じています」涼風が挨拶を終えると、司会進行役として、宝塚時代の相手娘役だった麻乃佳世がサプライズで登場。40周年を迎えた気持ちや新作アルバムに込めた想いなどを“涼風ファン代表”として質問。気心の知れたコンビのトークで盛り上がった。

ファンからの質問コーナー、新曲「地球の涙」メイキングMVの視聴に続いて、後半のミニライブでは4曲を歌唱。涼風が敬愛する玉置浩二が作曲、松井五郎が作詞を手がけた「眠りの果て」をピアノ伴奏で情感を込めて歌い上げると、続く「愛(エメ)」(ロミオ&ジュリエット)では、麻乃佳世が登場。CDでは一人二役で収録したこの曲を、麻乃とのデュエットによるスペシャルバージョンで聴かせた。 麻乃とは続いて「花は咲く」でも共演。宮城県石巻市出身の涼風真世のコンサートでは、会場のファンと一緒に歌う定番の曲だが、この日は画面を通じて、「配信をご覧の皆さんも、ぜひ一緒に口ずさんで下さい!」と呼びかけた。 ラストは涼風自身が昨年還暦を迎えた想いを歌詩に綴った「A-YU-MI(歩み)」を歌い、「皆さまの応援がある限り、歌うことをやめません。これからもずっと応援して下さい。本日はありがとうございました」と感謝の想いを伝えて、初の配信イベントを締めくくった。

40周年記念アルバム『Fairy ~A・I~ 愛』は、前作『Fairy』に続いて、涼風真世がセルフプロデュース。様々な楽曲で、彼女のこれまでの歩みを辿るコンセプトは前作を踏襲しながら、“愛”をテーマに壮大なスケールの全14曲が収録されている。オープニングを飾る「地球の涙」は、LUNA SEAやX JAPANでの活動など、幅広い才能を発揮するギタリスト・ヴァイオリニスト・コンポーザーのSUGIZOが作曲。宝塚在団中から縁の深い劇作家・演出家の小池修一郎が作詞を手がけ、「地球への愛」をテーマに40周年記念の新曲として、書き下ろされた。 この他にも、自身が出演してきたミュージカル作品の中から、「愛の面影」(ベルサイユのばら)、「LOVER’S GREEN」(PUCK)、「闇が広がる」(エリザベート)、「愛したことだけが」(マリー・アントワネット)、「愛(エメ)」(ロミオ&ジュリエット)を収録。デュエット曲では、男声パート・女声パートとも1人で演じ分け、さらに、すべてのコーラスも自身の声だけで多重録音。男役の低音からソプラノまで、キャラクターにより、変幻自在な魅惑の声色が堪能できる、涼風真世ならではの会心の作品。生産限定盤には、今年1月30日に京都芸術劇場・春秋座で行われた「涼風真世&京フィル ドリームコンサート」の模様をライブ収録したスペシャルDVDと、これまでの自身の歩みを語ったロングインタビューと詳細な年表が掲載されたスペシャルフォトブックも附属。

涼風真世 バースデーLIVE ~40thアニバーサリーアルバム『Fairy ~A・I~ 愛~』リリース記念イベント

2021年9月11日(土)18時~19時 出演:涼風真世、麻乃佳世(MC、デュエット) 演奏:三枝伸太郎(ピアノ) (視聴者数:約500名)

[歌唱&配信曲]

・空だけはそこにある ・地球の涙(メイキングMVを配信) ・眠りの果て ・愛(エメ) ※共演:麻乃佳世 ・花は咲く ※共演:麻乃佳世 ・A-YU-MI(歩み)

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