【J1】〝東京愛〟強調の長友が衰え指摘を一蹴「批判をプラスに変えてきた。もっとください」

長友はバースデーケーキを前に意気込んだ(FC東京提供)

J1FC東京が12日に日本代表DF長友佑都(35)の完全移籍を発表し、オンラインで入団会見を行った。

長友は移籍を決断した理由について「国内、国外で興味を持ってもらって話をいただいたが、このクラブに戻って力になりたいと。(クラブを)愛する気持ちは、それだけたくさんの愛をもらったので。ここがホームなんだと思わせてくれた」と東京愛を爆発させた。

長谷川健太監督とも対話を重ねており「健太さんは男気の塊。厳しさの中にすごく温かさがあってすごく男気があふれる人だと思っている。健太さんとチームのコンセプトも話した。自分が理想とするサッカーを志向されていて、何の迷いもなくチームに入っていける」と早くも強固な〝師弟関係〟をアピールした。

この日35歳の誕生日を迎え、年齢的な衰えを指摘する声もあるが「批判などのエネルギーをプラスに変えてきた。僕にとっては〝仙豆(せんず)〟みたいなもので、もっとくださいと。そのエネルギーをもらってピッチで見せつける。みなさんが想像できないような長友を見せたい」と長友節を全開させて活躍を誓った。

古巣で存在感を見せて、その先には来年のカタールW杯がある。「目標を今追っている。来年のW杯で最高の活躍をしたい」と森保ジャパンで4大会連続のW杯出場を目指す覚悟だ。レジェンドがJリーグで大暴れしてくれそうだ。

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