またもブルージェイズ打線が爆発 ゲレーロJr.は44号ソロ

【ブルージェイズ22-7オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

打線の活躍によって前日のダブルヘッダーで連勝を収めたブルージェイズは、またも打線が爆発。3回表に大量10点を奪うなど、3回終了時点で16対4と大きくリードし、オリオールズに22対7で大勝した。1試合22得点は1978年6月26日のオリオールズ戦で記録した24得点に次ぐ球団史上2位の数字。ブラディミール・ゲレーロJr.は2回表に44号ソロを放ち、本塁打王争いでトップの大谷翔平(エンゼルス)に並んだ。

ワイルドカード獲得に向けて快進撃を続けるブルージェイズの勢いは今日も止まらなかった。初回にルルデス・グリエルJr.の18号グランドスラムなどで5点を先制すると、2回表にゲレーロJr.が44号ソロ。2回裏に3点を返されたが、3回表にはジェイク・ラムの7号ソロ、テオスカー・ヘルナンデスの27号グランドスラムなど、打者14人を送り込む猛攻で大量10点を奪い、一気に試合を決めた。

グリエルJr.は5回表に19号2ランを放ったほか、6回表には押し出し四球を選び、7打点の大活躍。ヘルナンデスは5打点、ダニー・ジャンセンも4打点を記録した。今回のオリオールズ4連戦の初戦を落として8連勝がストップしたブルージェイズだったが、そこから3連勝して直近16試合で14勝2敗と好調をキープ。この試合が終了した時点でレッドソックスをわずかな勝率の差で上回って地区2位に浮上し、ワイルドカード争いでもトップに立っている(ヤンキースがメッツに勝てば並ばれる)。

© MLB Advanced Media, LP.