スーパークレイジー君が意味深発言「信を問いたい」と衆院選出馬も

衆院選出馬の可能性に触れたスーパークレイジー君(東スポWeb)

埼玉・戸田市議のスーパークレイジー君(35=スーパークレイジー君党)が13日、市議会の定例会で質疑に立った。クレイジー君は「最後の一般質問になるかもしれない」と冒頭に意味深発言。定例会後、その真意について「あらゆる可能性がある。衆院選もある」と次期衆院選への出馬の可能性を明かした。

クレイジー君は選挙前に3か月以上の住居実態がなかったとして、県選挙管理委員会から当選無効を言い渡され、取り消しを求めて、東京高裁に提訴している。判決は10月21日を予定している。

再びクロ判定が出たとしても、最高裁に上告し、判決が出る前では議員バッジを取られることがない。それだけにクレイジー君の「最後の一般質問になるかも」発言には、議場内も「どういうことなのか?」の驚きの表情を浮かべる議員や傍聴人もいた。

クレイジー君は「もし高裁でダメだった場合、最高裁に上告してもほぼ棄却される。どういう結果が出ても投票をしてくれた方のことがある。負けたくない。判決がダメだったとしてもこの街にかかわっていきたい。リベンジしたい」と話した。

既にさまざまなシミュレーションを立てているという。「4年後にまた市議選があるので再挑戦できるし、10月21日は衆院の任期満了と同じ。信を問うという意味でもいいのかな。衆院選の可能性はゼロではない」(クレイジー君)

くしくもタイミングが一致する衆院選に急転、チャレンジする可能性が出てきた。

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