チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、ほろ苦デビューとなったサウール・ニゲスに言及した。
今夏買い取りオプション付きでチェルシーに加入したサウールは、プレミアリーグ第4節アストン・ビラ戦で早速スタメンに名を連ねる。ところが危険なエリアは何度もボールを失うなどミスが散見し、ハーフタイムで途中交代となるほろ苦いデビューとなった。試合後トゥヘル監督はサウールについて問われ、「難しい決断だったが、彼は苦労していた」と交代した理由を説明している。
「責任は私にある。代表期間後の難しい試合に投入したが、フィジカルの適応が難しかった。それに私たちのシステムやルールに対応するのも苦しんでいたようだった。そこで少し安定感をもたらせるため、後半はジョルジーニョを入れてフォーメーションを変えたんだ。ビラのハイプレスで激しい展開となったから、彼としては珍しいボールの失い方をしていたね。だからこそ、彼が自信を失う前に外した方がいいと思ったんだ」。