〝デブキャラ〟定着のアザールをRマドリーが冬に放出、移籍金は大暴落の大バーゲン価格に…

ピッチに転がり痛がるエデン・アザール(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードが、ベルギー代表FWエデン・アザール(30)を来年1月の移籍市場で〝たたき売り〟で放出する可能性が出てきた。

アザールを巡っては2019年夏に鳴り物入りで加入したが、ケガを繰り返すうえに体重管理にも失敗して現地で〝デブキャラ〟扱いされるなどチームで不良債権化している。

今季は開幕から出場機会を得ているが、Rマドリードは冬に放出する方針のようだ。スペインメディア「トードフィチャージェス」は「アザールは2年前に加入して以来、いまだ期待されるレベルを示しておらず、クラブは予想よりも早く彼の退団を進めると思われる。冬の移籍市場でオファーを受け付けることになるだろう」と報じた。

Rマドリードはイングランド・プレミアリーグのチェルシーからアザールを獲得した際に1億ユーロ(約130億円)の移籍金を支払ったが、冬の移籍市場では「市場価値は現在、約4000万ユーロ(約52億円)になっている」。アザールの価値は大暴落しており、Rマドリードは大バーゲン価格で放出するつもりだ。

クラブはFWキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)やFWエーリングブラウト・ハーランド(ドルトムント)の来夏獲得を狙うなど大幅な血の入れ替えを進める予定で、アザールもたとえ大損をしても早めに〝整理〟することになりそうだ。

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