【新型コロナ】神奈川県所管域で1人死亡56人感染 工場で新たなクラスター

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は13日、県所管域で新たに1人の死亡と、10歳未満~80代の男女56人の感染が確認されたと発表した。

 死亡したのは県内在住の80代男性で、8月17日にせきの症状があり、陽性と判明。基礎疾患があり入院判断スコアは入院相当だったが、病床逼迫(ひっぱく)による災害時対応のため自宅療養となった。同23日に症状が悪化し入院していたが、9月10日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。

 新規感染者のうち、1人が中等症、55人が軽症または無症状で、32人の感染経路が不明という。年代別の内訳は、20代が17人、30代13人、40代10人、10代5人、50代4人、10歳未満・60代が各3人、80代1人。

 県小田原保健福祉事務所管内の製造業工場で50代男性の陽性が判明し、感染者は従業員9人となり、県は新たなクラスター(感染者集団)と認定した。また、既にクラスターが発生している県厚木保健福祉事務所管内の製造業工場で新たに40代女性の陽性が判明。感染者は従業員23人となった。

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