ベッテル「レースは1周目に終ったも同然。次々に抜かれてダメージも負った」:アストンマーティン F1第14戦決勝

 2021年F1第14戦イタリアGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは12位でレースを終えた。

■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワン・チーム
セバスチャン・ベッテル 決勝=12位
 今日はまるでツイていなかった。僕のレースは1周目で終ったも同然だった。いいスタートを切って、最初のシケインも何とかスムーズに抜けられたのに、ターン6で押し出されて大きく順位を落としたんだ。その前のターン4と5でシケインをカットしたドライバーが何人もいて、彼らに次々と抜かれてしまったのが痛かった。さらにクルマにもダメージを負い、そこからのリカバリーは難しかった。

 セーフティーカーが出る直前にピットに入ってしまったのも不運だったね。前方に追いつけるかもしれないという希望は持てたものの、実際には取り戻すべき遅れが大きすぎた。エステバン(・オコン)やミック(・シューマッハー)との接触があったのも響いた。

 終盤にはロバート(・クビサ)とのいいバトルをエンジョイしたよ。今日僕にできたのはそれだけだったかもね。そして、今日のレースで勝ったダニエル(・リカルド)におめでとうと言いたい。

2021年F1第14戦イタリアGP セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)

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