広島市議会が開会 災害復旧費用などを審議

広島市議会の9月定例会が開会しました。新型コロナウイルス対策と先月の大雨による災害復旧費用を中心とした補正予算案などが審議されます。

提出された補正予算案は一般会計で約154億円です。

このうち新型コロナウイルス対策として約90億5千万円を計上し、ワクチン接種の予約コールセンターや集団接種会場の態勢強化などを行います。

また、厳しい状況が続く中小企業に対し、新しい商品の開発やオンライン販売などにかかる費用を補助する支援策も審議されます。

(松井一実市長)

「被災者の方々が一日も早く日常の生活を取り戻してもらえるよう公共施設等の早期復旧に向けて全力で取り組んでまいります」

このほか先月の大雨で被害を受けた道路や河川の復旧事業などには約50億円が計上されています。

9月定例会は28日まで開かれます。

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