【マサチューセッツ州ボストン13日(日本時間14日)発】いったいいつまで続くのだろうか。WWE・ロウ大会で「24/7」王座奪還に執念を燃やす〝忍者〟戸澤陽(36)がまたも悲しい結末を迎えた。
王者レジーが動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で800万ビューを獲得したことが発表されると、これにジェラシーを抱いたのか戸澤とRトゥルースがバックスタージで王者を襲撃。
ところが、Rトゥルースは大型トラックの下をすり抜けられて攻撃をかわされ、戸澤はフォークリフトに駆け上がるレジーをつかまえることができない。
ならばと2人は必死でレジーを追いかけたが、今度は機材ケースで妨害され今回も王座奪取に失敗した。傷心の2人の前に今回の襲撃を計画したと思われるドレイク・マーベリックが現れ「計画に問題はなかった。遂行に問題がある」と主張。すると戸澤とRトゥルースは「お前のやり方が問題だ!」とお互いに責任をなすりつけ、にらみ合った。
いつでもどこでも勝てば王座が移動するルールのため、これまで戸澤は配達員、ゴミ箱、果てには子犬に扮してチャンスを狙ったがことごとく失敗。先週大会ではリング上での真っ向勝負を挑んだが、ベルトに手が届かなかった。もはや打つ手なしといった状況だが…。