29日の自民党総裁選に向け連日活動する岸田文雄前政調会長。議員への支援拡大とともに今回はSNSにも力を入れています。
(岸田前政調会長)
「きょうは初めてのインスタライブご視聴ありがとうございます」
にこやかな表情を見せながらも“不慣れ”なインスタライブに挑んだ岸田前政調会長。
(岸田前政調会長)
Q.スタバに行きますか、行ったら何を飲む行ったことはもちろんあります。
「あまり詳しくありません。大変おいしくいただきました。以上です、すみません。」
SNSで寄せられた500件以上の質問を「#岸田BOX」からランダムに選び、一問一答の形式で答えていきます。
(岸田前政調会長)
「ふみきゅん」というあだ名は嫌ですかはい、好きです。ぜひ使ってください。お願いします」
Q.好きなお酒は
「個人的にはみんな好きです、お酒の歴史・銘柄すべてを考えたならば間違いなく広島のお酒一番だと思ってます」
質問はこんなことにまで…
Q.好きなミュージシャンは?
「カラオケで一番よく歌わせてもらっているのはサザンオールスターズです。
ちょっと世代を感じさせますがその後得意なものはあんまないですからやっぱりサザンです」
20分間にわたってプライベート関する22の質問に答えた岸田前政調会長。インスタライブは1万回再生されました。
コメント欄にはこんな言葉が…
(SNSの反応)
「テレビで見るイメージと違って優しい人柄だと知る」
「もっと難しい質問が出る?と思いましたがめちゃくちゃ楽しいLive。親近感がますますわきますね」
親しみやすさを感じるといった声が多くあがっていました。
このほかユーチューブでも生配信を行うなどSNSを積極的に活用しています。
(河野行政改革担当大臣)
「おととい出馬会見のあと立ち上げた私の総裁選のツイッターアカウントフォロワーがすでに10万人を超えました」
ツイッターなどの「発信力」を売りとする河野太郎行革担当大臣。
日本の政治家では最も多い240万のフォロワーがいます。
(河野太郎行革担当大臣のツイッター)
「総裁選 ドリアン喰って、いざ出陣」
このツイートには5万以上のいいねが集まりました。
初の女性総理を目指す高市早苗前総務大臣。
以前、ツイッターが乗っ取られる被害に遭いましたが2年半以上ぶりに再開するなどこちらもSNSの活用に力を入れています。
知名度や支持拡大を狙い、各陣営とも力を入れているSNS戦略。
勝利の鍵を握ることになるのでしょうか。