川崎市の工事で通信線を誤切断 東急溝の口駅ビルの電話・ネットが一時不通、決済も不可能に

東急溝の口駅周辺=川崎市高津区

 川崎市は14日、同市高津区で側溝補修工事を13日に行った際、誤って通信線を切断したと発表した。影響で、東急田園都市線溝の口駅ビル内の一部店舗で電話やインターネットが使えなくなったほか、クレジットカードの決済もできなくなった。

 市によると、13日午前10時ごろ、側溝内に不明の管があったため切断したところ、中に通信線が入っていたという。同日午後7時40分ごろに復旧するまでの間、駅ビルに入る12店舗のうち9店で通信が利用できなくなった。

 高津区役所の担当者は、切断した管について上水、下水、ガスの事業者には確認したが「通信の事業者には確認せず不明と判断してしまった」と話している。

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