【新型カローラクロス内装解説】全車7インチディスプレイが標準装備! 大画面が欲しいなら上級グレードのSとZだ

2021年9月14日に晴れて日本発売となったトヨタ 新型カローラクロス。すでに約1.5万台の予約受注を獲得するほど、大注目のモデルである。じつはカローラクロスはタイを中心とした東南アジア、そして北米で発表ないしは発売されているモデルで、やっと日本にも投入されたのだった。今回は新型カローラクロス ハイブリッドを中心に内装、特にオーディオ周辺の解説をしていく。結論から言えばフロント、リアともに用意されたUSBポートなど便利機能満載の仕上がりとなっていた。

トヨタ 新型カローラクロス

9インチ大画面ディスプレイは上級グレードのみオプション設定

スマホをUSBケーブルで接続すればAndroid AutoやApple Carplayが起動される仕組みで、使い慣ればGoogleマップなどを使用できる

トヨタ 新型カローラクロスは同社の他モデルと同様にディスプレイオーディオが標準装備となる。

ちなみに7インチとなり、ガソリンとハイブリッドそれぞれの上級モデル「S」と「Z」にはメーカーオプションで9インチディスプレイも用意されるのだ。価格は2万8600円(税込)で、画面の拡大だけでなくスピーカーの数も4つから6つとなる。ちなみにテレビチューナーは全車オプション扱いとなっているのは、注意が必要だ。

>>

新型カローラクロスは後席にも2つのUSBポートを完備

センターコンソールの裏側に2つのUSBポートが設置されている

昨今のクルマには当たり前の装備となりつつあるUSBポートも充実している。ハイブリッドモデル「S」と「Z」に限ってはセンターコンソール後部に2つのUSBポートを設置しており、ベースグレード「G」は1つ備わるのだ。

>>

新型カラーラクロスの上級グレードは左右独立式エアコンを採用

フロントにはディスプレイオーディオ接続用のUSB端子が設置されている

そしてエコアンも注目すべきポイントだ。上級モデルの「S」と「Z」は左右で温度が調節できるデュアルエアコンを装備。ベースグレードはカローラツーリングなどと同じようにシングルエアコンとなるという違いがある。ちなみに後席用の吹き出し口も「S」と「Z」に備わるのだった。

ガソリンモデルも同様の装備内容だ

今回は売れ線グレードとなるであろうカローラクロスのハイブリッドモデルを中心に紹介してきた。ガソリンモデルも装備内容としては大きな差はないために、これから購入を考えている方はこの記事を参考にしてほしい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

© 株式会社MOTA