グラス・アニマルズ、UKグループとしては約3年ぶりにSpotify GlobalのTop10に

Glass Animals - Photo: Jennifer McCord.

グラス・アニマルズ(Glass Animals)によるヒット曲「Heat Waves」の全世界での再生数が10億回を突破し、2021年9月14日のSpotify Globalチャートでは4位にまでに上昇した。UKのグループが同チャートのTOP10にランクインしたのは、2018年のクリーン・バンディット以来約3年ぶりのこととなる。

英オフィシャル・チャート・カンパニーのデータによると、昨年6月にリリースされた「Heat Waves」は、ストリームによる24,676枚相当の売上と530のダウンロードによる25,206枚の売上を記録し、全英シングル・チャート18位から10位に上昇。この楽曲は現在までに英国で66万3,485枚を売り上げている。

<動画:[和訳MV] Glass Animals – Heat Waves>

この曲が収録されたアルバム『Dreamland』は全英最高2位を記録し、これまでの売り上げは36,191枚。また、同曲はSpotify Globalチャートだけではなく、Spotify USチャートでも7位を記録している。

バンドが所属するレコード会社、英ポリドール社の共同社長トム・マーチ氏はMusic Week誌にこう語っている。

「”Heat Waves “は信じられないような旅をしてきた、とてもモダンなヒット曲です。シンガーのデイヴ・ベイリーは、自分は何か特別なものを持っていると私に言っていましたが、もし彼が(この曲の成功の前に)この曲がこんなにもヒットすると話していたとしても、彼を信じなかったでしょうね。この曲はリリースされた瞬間から反応があり、何か月経った今でも成長し続けています。どのような機会でも最高の反応を示しているので、データを読み取って、より多くの人に聴いてもらえるように活用することができました」

マネージャーのエイミー・モーガンはこうコメントする。

「この曲は何か機会が与えられるたびに反応してきました。ラジオのプレイリストやFIFAでのタイアップのような伝統的なものもあれば、マインクラフトでのファンによる動画が話題になるような予想外のものもありました」

最近では、TikTokにてマクドナルドの特定の店舗でカーリーフライが不足していることをテーマにした動画のバックにこの曲を選びバズが起きたことも後押しとなった。

グラス・アニマルズは、先週、ニューシングル「I Don’t Wanna Talk (I Just Wanna Dance)」をリリース、「Heat Waves」を超えるヒットを狙っている。

Written By Tim Peacock

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