萩原みのり、心に傷を負わせた男性が姉と婚約する女性役 3年ぶり映画主演作「成れの果て」12月公開決定

萩原みのりの3年ぶりとなる映画主演作「成れの果て」が、12⽉3⽇より劇場公開されることが決まった。

2020年以降の出演映画は10本にのぼる活躍を見せている萩原が演じるのは、8年前に起こった事件によって⼼に傷を負い、上京した⼩夜役。その事件に関わった男性が⾃分の姉と婚約したことを知り帰郷した小夜の過激な⾏動と⾔動が、周囲の⼈々を巻き込み、それぞれの隠された⼈間性をえぐり出してゆく。荻原にとって、「お嬢ちゃん」以来3年ぶりの単独主演作となる。

脇を⽀えるキャストには、「千と千尋の神隠し」の千尋役など、映画、ドラマ、アニメで活躍する柊瑠美のほか、「あの頃。」「21世紀の⼥の⼦」 などの⽊⼝健太、「カメラを⽌めるな︕」 のヒロイン役などの秋⼭ゆずき、「全裸監督」「来世ではちゃんとします」などの後藤剛範らが顔をそろえる。

「成れの果て」は、劇作家・映像作家マキタカズオミが主宰する劇団「elePHANTMoon」が 2009年に上演した同名戯曲が原作。原作戯曲は、出演者の⻤気迫る演技と巧みなシナリオが評判を呼び、2009年度サンモールスタジオの最優秀脚本賞を受賞した。監督は「gift」「恐怖⼈形」など数多くの映画やテレビドラマの演出を⼿がける宮岡太郎。かつてリアルタイムで「成れの果て」の舞台を見て衝撃を受けた宮岡が、⾃主製作映画として本作を完成させた。

【作品情報】
成れの果て
2021年12⽉3⽇(⾦)新宿シネマカリテ 他全国順次公開

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