韓国紙「北朝鮮が弾道ミサイル2発発射」 ソウルでの中韓外相会談直後

聯合ニュースによると北朝鮮は15日午後、東海(日本海)に向け弾道ミサイル2発を発射したと韓国合同参謀本部が明らかにした。

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合同参謀はこの日、記者団へのテキスト通知でこのように明らかにし、「追加情報については、韓米情報当局が精密に分析中」と伝えた。

今年に入り北朝鮮のミサイル発射は今回が5回目であり、長距離巡航ミサイルを試験発射して成功したと発表し(13日)してから二日ぶりの発射となった。

聯合ニュースによると、合同参謀関係者は「軍は監視と警戒を強化した中で、韓米間の緊密な協力し万全の態勢を維持している」と述べた。

一方でこの日、中国の王毅外相が訪韓しており、午前にチョン・ウィヨン韓国外相と会談を行っている。その直後のミサイル発射であることから、そのタイミングが注目される。

ニューシスによると、王毅外相はチョン韓国外相との会談で、「韓国と中国は引っ越しできない近い隣人であり、お互いに離れることができないパートナー」であると強調した。続けて、「韓中両国は、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着と共通の目標を達成するための重要なパートナーとして緊密に協力してきた」とし、「今後も十分に韓国政府が推進する朝鮮半島の平和プロセスを一貫して支持してくれることを期待する」と述べている。

その後、王毅外相は文在寅大統領を表敬し40分の会談を行った。聯合によると「これまで韓半島の平和プロセスの推進過程で、中国の役割と貢献を評価する」とし、「今後、韓国政府は、中国を含む国際社会と朝鮮半島の非核化と平和定着のために努力する」とし、「中国の変わらない支持を望む」と述べた。

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