ハーランドとエムバペはレアル入り 元Bミュンヘン会長のルンメニゲ氏が大胆予測

Bミュンヘンのアラバ(左)とルンメニゲ氏(ロイター)

元西ドイツ代表で同国1部バイエルン・ミュンヘンの元会長カールハインツ・ルンメニゲ氏(65)が欧州注目の2大ストライカーがスペイン1部レアル・マドリード入りすると分析した。

スペイン紙「マルカ」によると、ルンメニゲ氏はBミュンヘンがサッカー界が大注目するドイツ1部ドルトムントに所属するノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(21)に興味を抱いていることを認めつつも高額な資金が必要なこと。さらにドルトムントが同国内のクラブに選手を売却しない方針のため、獲得は難しいと指摘したという。

その一方で、ハーランドについて「彼との契約は莫大な投資になる。リバプール(イングラド)に行くとも思えない。私は所有者をよく知っているし、ハーランドは(移籍先として)Rマドリードを除外していない」とした上で「たぶん、Rマドリードは夏にハーランドと(フランス1部パリ・サンジェルマンの)キリアン・エムバペを手に入れるでしょう」と語ったという。

来年夏に契約満了でフリーになるエムバペはすでにRマドリード入りが確実な状況。さらに契約により来夏の移籍金が7500万ユーロ(約96億7000万円)に固定されているハーランドについても欧州ビッグクラブが獲得をもくろむ中、選手自身がスペインクラブ入りを希望しているため、Rマドリードが〝一人勝ち〟すると予測するわけだ。

これまで弱肉強食の欧州サッカー界を生き抜いてきたBミュンヘンの元会長だけに、的確な分析といえるが、果たして注目のストライカーはどこに向かうのだろうか。

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