珍しいピンク色のバッタ 昆虫大好きっ子が発見!「将来は虫博士」

結生ちゃんが捕まえたピンク色のバッタ(母の麻美さん提供)

 長崎県佐世保市若葉町の豊田結生(ゆう)ちゃん(5)が、ピンク色のバッタを捕まえた。体長は約4センチで、写真を見たたびら昆虫自然園(平戸市)は「オンブバッタの雌ではないか」としている。
 結生ちゃんは今月5日午後、近くの祖父母宅にあるプランターでピンク色のバッタを見つけたが、自宅の玄関で逃がした。翌日夕、自宅の庭で同じバッタを発見。虫かごに入れて飼うことにした。
 昆虫が大好きで、毎日のように虫捕りに行き、図鑑を眺めるのが日課。今は、図鑑を読むために片仮名を勉強中だ。結生ちゃんは「大切に育てたい。将来は虫博士になる」と話した。
 たびら昆虫自然園の元園長の西澤正隆さん(67)=佐世保市=は「まれな色で、突然変異も考えられる。色が季節によって徐々に変わるかもしれないので、よく観察してほしい」と話した。

ピンク色のバッタを捕まえた結生ちゃん=佐世保市若葉町

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