【RISE】神童・那須川が鈴木真彦戦に向け、絶好調宣言「自分の試合をするだけ」

那須川天心

立ち技打撃格闘技イベント「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(23日、神奈川・ぴあアリーナMM)で、鈴木真彦と対戦する〝キック界の神童〟那須川天心(23)が公開練習を行い、好調をアピールした。

来春のボクシング転向が決まっており、キックでの戦いは残り3戦。貴重なリングとなるが「流れって早いんで、特に意識はしていないです」と自然体で臨む。シャドーと1分のミット打ちではパンチを中心に鋭い動きを見せて「今回メチャクチャ調子がいいので、だからこそ丁寧にいこうと思います。いつも試合の前とかは多少不安になったり、気持ちの部分、動きの部分でかみ合わなくて引っかかって悩んだりするんですけど、今回そういうのがあんまりなくてスムーズにトレーニングができていると思います」と自信を口にした。

対する鈴木には15年8月に1ラウンドKO勝ちしており「成長はしていると思うんですけど、ずばぬけて成長しているのかといえばそうでもないと思います。技術的な変化は分からなかったです」と断言。代名詞の強打も「当たらなきゃ何の意味もないですからね」と不敵な笑みを浮かべた。再び神童が圧倒的強さを見せる試合になるのか、それとも――。

© 株式会社東京スポーツ新聞社